#2 8月24日

我是日本人(ウオーシーリーペンレン)…基本的な挨拶の次に覚えた文。これを使えば日本人であるということと同時に中国語が喋れないということを分かってもらえると思った。

*以下の文は2002年8月現在の状況です。国内事情がめまぐるしく変わる国なのでこれから旅行される方は参考程度にしてください。
1元=10角=14.8円


  朝8時前に廊下の電気が付き窓に雨が叩きつける音も聞こえて目が覚める。昨日より良く揺れている。船の中で現在地を見ると対馬の北だ。昨日の深夜に関門海峡を越えたらしい。

 朝飯はただなので食堂に食べに行く。コーヒーと点心が盛ってあるプレートとお粥スープだったがお粥は見た瞬間に体が拒否反応*1をしたので取るのをやめた。味はまぁそこそこ。腹を膨らませるにはちょうどよかろう。ただだし文句は言わないよ。

 晴れてきたのでデッキへ向かう。昨日とは打って変わって船が1艘も見当たらない。一面海が見渡せ地平線が多少ぼんやりながらも見える。海の360度の大パノラマでありしばらく見入る。船の話を少々すると2Fに免税店と読書室がある。免税店は免税なのだが、船の中のせいか少々高かった気がする。そんなに大きくも無くおかしとお土産が少々売っている程度だ。その中に二重まぶたのピカチューがいた。怪しい。読書室は船の前方が見渡せなかなか良い景色だが多少揺れる。中国と日本の雑誌が半々くらい置いてあって、その中の中国の音楽雑誌に少し日本人が出てたりするのだが、松浦亜弥が青い服を着て少々ピントが甘く写っているのがあるのだが顔が少々怪しい。宇多田ヒカルもプロフィールの欄に偶像(あこがれの意?)木村拓也、岡田准一と書かれていたのだがこれって本当?13億も居れば似たような人は居そうだからかなり怪しむ。あと2Fと3Fを結ぶ階段の内側の手すりがいつも共振していてがたがたなっているのがかなり気になる。

 デッキをふらふらしていて大学生らしい一人旅行の人が居たので話しかけてみる。彼は大山くんといって4年生の文系大学生。就職も決まって広州とか南の方に旅行に行くらしい。船のチケットをマップツアーで買ってカードを作ったら7000円引きになったとか色々な話をした。彼とは一回別れて、16時前に再び会った。4人でいたので彼の部屋に行って話に紛れ込ませてもらう。2等Aは2000円しか違わないのにやっぱり良い。2段ベッドが2つあって奥には小さなテレビとテーブルがあってくつろげる。ドミはと言ったら仕方なく押し込まれたような感が強く自分のスペースすら確保できない危険も伴う。しかも常に1/3程度の人は寝ているので少々不気味。自分の布団に横の人の手や知らない人の枕があったりしてまさに戦場である。

 彼らとかなり色々喋って一緒に晩飯を食べた。豚のスペアリブっぽいもの。味は船初(といっても3回目の食事なのだが)イケる。その友達になった人の中に中国の大学に留学中の人や、中国が3回目で結構中国語を話せる女の子が居たので中国のいろいろな情報を仕入れる。かなり怪しい情報が多い。串焼き屋は食べてる端から串を拾っているとか、そんなん。本当に大丈夫なのかなぁ〜 晩飯を食べて暫くトランプをやっていたけどサンセットを見にデッキへ。やや雲がかかっていたが船上からみた夕日はかなり美しくこのたびの大きな思い出になりそうだ。

 それから風呂に入って彼らとビールを飲みながら話し込む。ジュースは全然冷えてなかったが、ビールは申し訳なさそうにやや冷えている。ジュースの自販機は日本製なのだが室温のまま販売できることを始めて知った。中国ではビールも冷えてなくて氷の入ったグラスに注いで飲むのが普通らしいのでこれはありがたい。その後再びデッキへ。月明かりが海に反射して海にかなり明るい筋が見える。夏の大三角が見えるが月が明るくてそのほかの星は消されている。久々にこんな景色を見た気がする。暫く景色に見とれてその後ロビーで喋って寝ることにする。船は23時になると1時間戻って中国時間になった。船の中で無駄に1時間伸びた気がしてもったいないな。中国が徐々に近づいてきた気がする。明日の昼には上海だ!
皆にこの写真を見せると昼って言うんだけど…
周り明るくないでしょ?
夜、月の明かりなんですよ!!!
下の海も流れてるでしょ?
三脚に固定して30秒露光した 多分
ちなみに立ってる人は船の中で友達になった1人でやらせです(笑)

 

1 お粥に拒否反応 シンガポールに行った時に朝食バイキングでお粥を取って、ものすごく口に合わなくてそれ以来中国的なお粥は食べないと誓った。

8/24のお財布
カップラーメン(昼) 200円
夜ご飯(船内レストラン) 550円
ジュース 150円
ビール 150円

 



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